泣いて、怒って、笑った現役生活!「山﨑は私が指導したことを、見事に体現できた打者だった。引退はもったいない、もっとできたと思う。」野村克也2013年シーズンをもって現役を引退した元中日ドラゴンズの山﨑武司選手。「ジャイアン」の愛称でファンに愛された、山﨑選手の27年間の現役生活を綴った一冊。恩師・野村克也監督との出会いから、史上3人目の快挙となったセ・パ両リーグでの本塁打王の獲得、トレードや2度の戦力外通告まで、ドラマと波乱に満ちた27年間を語りつくします。※本文中のデータは、2013年12月15日現在のものです。『作者介紹』山﨑武司(やまさきたけし)プロフィール1968年、愛知県生まれ。愛知工業大学名電高校から1986年のドラフト2位で中日ドラゴンズに入団。1996年に39本塁打を放ち本塁打王のタイトルを獲得。2003年にトレードでオリックス・ブルーウェーブ(当時)に移籍。2004年に戦力外通告を受け、一度は引退を考えたが、2005年に新規参入の東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。2007年には11年ぶりとなる本塁打王(43本)と、初の打点王(108打点)のタイトルを獲得した。2011年まで5年連続でチーム最多本塁打を放ち、2011年には通算400本塁打を達成したが、戦力外通告を受ける。2012年に古巣の中日ドラゴンズに復帰し、2013年限りで現役を引退した。著書に『野村監督に教わったこと 僕が38歳で二冠王になれた秘密』(講談社)、『今、意味がないと思うことに価値がある』(ベストセラーズ)、『リアルジャイアンから悩める君たちへ』(マーブルトロン)、『復活力』、山本昌との共著『進化』(ともにあさ出版)がある。