「いい顔」してるサボテン・多肉植物が大集合!!!!初の本格的写真集!ファン急増中のサボテン・多肉植物。ユニークな個体を扱うことで人気の店「叢」店主選りすぐりの個体を活写した写真集!美しさってなんだろう?醜さってなんだろう?僕は考え始める。それにしても、こんな無垢なデザイン出来っこない。──インテリアデザイナー 片山正通(Wonderwall代表、武蔵野美術大学教授) 僕がこれは!と思って拾い上げた何千、何万の植物のうち特に面白いものをあげてみました。 特別な生育環境の結果、奇異な形に育っているもの 突然変異により、本来の形とは全く異なる形になったもの 個性的な進化や生長をとげたもの 農家がズボラだったために、放置され野生化したもの ──などです。 これらすべてに共通するものは、ストーリーがあるということです。ぱっと見の美しさや面白さ以上に、一見しただけではわからない厚みがある植物たちです。(「叢」店主・小田康平)【著者紹介】小田康平(おだ・こうへい)「叢」店主。1976年生まれ。大学卒業後、約1年間に渡る海外放浪(23カ国アフリカ・ヨーロッパ中心)生活を経て、2012年に1月に「叢」を設立。「一品もの」の植物を仕入れるために全国を駆け回る日々。中谷航太郎(なかたに・こうたろう)広島県出身、早稲田大学卒。写真家、小説家。石本馨名義による写真集に『戦争廃墟』(ミリオン出版)、『団地巡礼』(二見書房)など。英・レアクション出版から発行された『PhotographyandJapan(写真と日本)』にも作品が収録された。小説作品として『ヤマダチの砦』『隠れ谷のカムイ──秘闘秘録 新三郎&魁』『オニウドの里──秘闘秘録 新三郎&魁』(以上、新潮文庫)、『首売り丹左』(角川春樹事務所・時代小説文庫)、『晴れときどき、乱心』(廣済堂文庫)の他、歴史エッセイ『大江戸橋ものがたり』(学習研究社)がある。「叢」とは──「いい顔してる植物」をコンセプトに独自の美しさを提案する植物屋。本書の著者である店主・小田康平自ら日本中を旅して集めた個性的な多肉植物を、その個体の魅力を引き出す器と合わせて提案している。 広島を拠点に、全国のアート・スペース、画廊などで展示会を開催。ユニークかつ斬新なショップとして話題を呼んでいる。