藤塚未紀/著“ゆったりと着られて、しめつけが少ないのに、すらりと見える“洋服を集めた、体型が気になる年代の方におすすめの1冊です。ただのゆとりのある洋服では、だぼっと太って見えてしまうこともあるでしょう。しかしながら、この本では、仕立ての仕事を20年以上続ける著者ならではの、着やすいことを意識しつつも、品がよく、すっきりと見える様々な工夫が施されたアイテムを揃えました。プルオーバーやブラウス、チュニックなどのトップスから、パンツ、スカート、ジャケット、コートまで、1年中楽しめます。長く着られるデザインが多いので、同じ型紙を使って、様々な布で作るのもおすすめです。S・M・L・LL・3Lの5サイズ展開。実物大型紙を3枚つけることで、必要な線がラクに見つけられ、写しやすくしました。『作者介紹』藤塚未紀東京都出身。和光大学芸術学部卒業。母に洋裁を学び、リフォーム会社に勤務。その後、義祖母より譲り受けた着物の美しさに感動し、着物で洋服を作り始める。1995年、初めて作品を発表し、以降「静かな服」というタイトルで東京、豊橋で個展を開催。お仕立ての仕事を続けている。共著に『着物リメイクでずっと着られる服』(日本ヴォーグ社)がある。