阿寒湖の自然に戯れる熊の彫刻写真の数々2017年の秋から年明けにかけ札幌芸術の森美術館、国立民族学博物館で相次いで展覧会が予定されている彫刻家・藤戸竹喜さん。熊、狼に代表される藤戸さんの作品は、動物の毛並み、体の線、表情など、まるでいまにも動き出しそうな生命力にあふれています。その作品たちを、人気写真家の在本彌生さんが、阿寒湖の四季の大自然の中で撮影しました。その写真は、まるで童話の一部のよう。それだけにとどまらず、アイヌの歴史や文化についての文章が間に流れます。熊のカワイイ姿は女性心をくすぐるでしょう。阿寒湖の大自然の素晴らしさは旅情をかき立てるでしょう。アイヌの歴史、文化の記述は資料的価値として、知的好奇心を満足させるでしょう。『作者介紹』在本 彌生(アリモト ヤヨイ)1970年東京生まれ。外資系航空会社で客室乗務員として勤務するかたわら写真を始め、2006年からフォトグラファーとして活動を開始村岡 俊也(ムラオカ トシヤ)1978年鎌倉生まれ。中央大学法学部卒業後、フリーライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)