小川奈々/著一般的にフランス料理といえば、手間のかかる伝統的な家庭料理か、華麗なレストランフレンチのイメージですが、パリジェンヌをはじめフランス人が日常的に楽しんでいるのは、もっと気軽なビストロ料理が中心です。この本では、身近な食材を使い、パリで今人気のある料理をより手軽に作れるようにアレンジしたレシピを紹介しました。定番のニース風サラダから、パンのお供にぴったりのスモークサーモンのリエット、トマトファルシやケーク・サレ、パリで異国を感じさせるファラフェルやクスクス、ガトー・オ・ショコラやクレーム・ランヴェルセなど、全53品を収録しています。リヨンやパリの星つきレストランで勤務したときの話や、のみの市で見つけた素敵なお皿のことなど、フランス時代を綴ったコラムも収録。料理好きにもパリ好きにもぴったりの一冊です。『作者介紹』小川 奈々(オガワ ナナ)神奈川県横浜市生まれ。服部栄養専門学校調理師本科、ル・コルドン・ブルー東京校にて料理上級コースを卒業後、2003年渡仏。パリのル・コルドン・ブルーパリ本校にて、料理・菓子部門上級コースを卒業し、グラン・ディプロムを取得。同校のアシスタントも務める。フランス外務省晩餐会の厨房にて研修後、一つ星レストラン「ラ・トリュフ・ノワール」、二つ星レストラン「アラン・サンドランス」に勤務。ビストロ「カフェ・デ・ミュゼ」、同シェフによるレストラン「ル・ドーム・デュ・マレ」に勤務したのち、2010年帰国。中沢フーズのアドバイザリーシェフに就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)