廣田恵介/著これは単なるプラスチックの欠片か。それとも憧れのキャラの下着か―。それは、溶けた合成樹脂が固まってできた男子のリビドー。それは、金型に刻まれたメーカーの創意工夫。「プラモデルのパンツのパーツ」はいつどのように生まれ、それを組み立てるユーザー心理はどう変化したのか―。これは、豊富な商品写真と共に振り返る美少女プラモの歴史書。そして、少年期に『うる星やつら』によって洗礼を受けた、オタク第2世代の著者による、青春の告白記。「考えなくていいこと」に全身を投じた無視不可能のノンフィクション!『作者介紹』廣田 恵介(ヒロタ ケイスケ)1967年、東京都生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。模型製作や映画の企画・脚本の手伝いのほか、工場などのアルバイトを転々とした後、アニメ会社のサンライズや複数のゲーム会社に就職。1999年、「週刊SPA!」(扶桑社)に記事を執筆してフリーライターとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)