淡路帆希/〔著〕周期的に発生する天災『星の災禍』により、故郷と家族を失った少年・ラッカウス。今は聖都で神官としての教育を受ける彼だが、その心中には常に疑問があった。「『星の災禍』とは何なのか」次の犠牲者が出る前に答えを知りたい。衝動的に禁忌の森へと忍び込んだ彼は、無垢なる少女シースティと出会う。彼女に惹かれ、人目を盗んで森に通うラッカウスは知らなかった。彼女が、触れてはいけない世界の秘密に繋がっているということを…。『作者介紹』淡路 帆希(アワミチ ホマレ)第十七回ファンタジア長編小説大賞準入選『紅牙のルビーウルフ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)