鈴木清和/著マラソンを走ったランナーの多くが、「30kmを過ぎると、とたんにペースを維持するのが難しくなる」と感じています。その理由は、体力でしょうか、ペースやメンタルでしょうか。私は、その答えは技術面にあると考えています。この本で紹介する「ランニング3軸理論」は走るための技術です。ポイントとなるのは、“軸“と“回転運動“。体の骨格を生かした回転運動を利用して走ると、体へのダメージを最小限に抑えられるだけでなく、効率よくスピードを生み出すことができるのです。『作者介紹』鈴木 清和(スズキ キヨカズ)スポーツマイスターズコア代表。駒澤大学駅伝部出身。ACAF認定アスレチックトレーナー。現役時代にランニング障害に悩まされ、スポーツトレーナーや治療院、スポーツ医科学センターなどを経て、痛みの原因と理想の走りを究明。現在はランニング障害専門のランニングクリニック・SMC(スポーツマイスターズコア)を運営しながら、テレビや雑誌などのメディア出演、イベント運営なども精力的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)